【書評】働き方完全無双 育児中こそ考えるべき「働き方」のススメ

働き方完全無双 子育て

こんにちは、4歳と1歳の男の子の育児に追われているみてみて(@look_mam_look)です。

以前に『無敵の思考』を読んでいたのですが、その続編とも言える『働き方完全無双』が新しく発売されたので読んでみました。

 

育児中(しかも就活経験ゼロ、正社員歴ゼロ)の主婦が「働き方」?と違和感を持たれるかもしれませんが、読了後のわたしの感想は「育児中だからこそ読むべき!」です。

 

今回の書評は、育児中の30~40代が読むべき理由とポイントに絞ってまとめました。

 

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働き方完全無双 (大和書房)

自分の人生、自分で守れよな。

 

表紙をめくって最初に目に飛び込んできたのが、この言葉でした。

 

子育てをしていると、先行きの見えない生活や未来について考えるのがしんどくなる時があります。

  • 子育てしやすい社会になってほしい
  • 子どもを産みやすい社会になってほしい
  • どんな子も高等教育を受けられるようになってほしい

 

願望は尽きません。でもこれってなんだか他人任せな気はしていました。

社会社会っていうけど、わたしもその社会の一員だよな・・・

 

 

そこで冒頭の「自分の人生、自分で守れよな。」の言葉。

 

「3人以上産んで」なんて他人事のような発言が政治家センセイの口から出る始末。正直言って社会や国の政策が変わるのを待ってるようじゃ、子育ては終わってしまいます。

 

この本のテーマは(子どもの人生を含む)人生の守り方と攻め方の、方法ではなく発想とそのために必要な、

  • スキル
  • 理論(根拠)
  • 経営者視点
  • 環境

 

についてまとめられています。

 

著者は元2ちゃんねる管理人の「ひろゆき」

著者は巨大掲示板「2ちゃんねる」や「ニコニコ動画」の仕掛け人でもある「ひろゆき(西村博之)」。

  • 交通事故の慰謝料でアメリカへ留学
  • 留学中に匿名掲示板2ちゃんねるを設立
  • 現在はフランス在住で、英語圏最大の匿名掲示板4chanの管理人

 

というぶっ飛んだ経歴を持っていながらも、世界中を見て回った経験からくる視点や言葉が新鮮で、

この発想は目からウロコ!!

 

なエピソードが満載で、わたしはとても好きなんです。

 

ビジネス書って聞くと

「がむしゃら頑張れ、まだまだできる!」
「時間術!効率化!無駄は排除!」

みたいなノリが苦手なんですが、ひろゆきはむしろ「散歩中はアイディアがわく」「ずっと映画ばっかり見てる」というゆるーーーい感じがいいんですよね。

 

主婦でも考えるべき「働き方」

沈みゆく日本で、みんなと同じ働き方をしていては、全員が一緒にやられてしまいます。先ほども言ったように、どんどん技術が進化し、あなたが特権的に得ていたものの価値が低くなるからです。
―p8 はじめに

働き方改革!が叫ばれて久しいですが、働き方完全無双で言っている「働き方」はフレックス制とか定時退社とか時短とかそんなことではありません。

極端な話、「あなたは働きたいですか? バリバリ? ゆるーく楽しく? それとも働く気はないですか?」ということ。

そして、働きたい人も働きたくない人も幸せになるためにはどうすればいいのかを考えるきっかけをくれました。

 

育てているのは子どもじゃなく、20年後の大人

働き方と聞くとわたしたち自身のことはもちろん、目の前の子どもたちが働く「将来」についても知っておく必要があります。

なぜなら、日本の今と未来についての現実を知らないと、子どもが大人になった時に必要な力を育てられないから。

 

2018年の常識で育てて、2040年にちゃんと「働ける」大人になるのか? 2040年の日本は? 世界は?

 

子どもを産んでから20年かかる子育てのビジョンを考えようとしても、わたしみたいな一般の主婦の知識や思考には限界があります。

ですが、本を通じてなら知見が広く・賢い人の頭の中をのぞけるんですよね。

 

この本では

  • 今の日本の現状とネットによって発達した社会のシステム
  • その流れの中で日本が取るべき「よりベターな衰退方法」

 

が書かれていて、語りはマイルドながらも内容は衝撃的です。

 

育児に追われていると社会から断絶されているように感じるし、実際に大人と会話する機会すら激減。

息抜きにつけるテレビは耳障りのいいことしか伝えてくれないので、自分から積極的に情報を取りに行くようにしないと、人生の「決定的な差」がここでつくと思っています。

 

なのでこの本を通じて、テレビのニュースでは教えてくれない不都合で残酷な真実を知っておいて損はないと思いますよ。

ひろゆきの語りは優しいので、正社員歴ゼロの超文系のわたしにもとってもわかりやすかったです。

 

世の中の事、ちゃんと知ってますか?

ぐりとぐらの作者で保育士でもある中川李枝子さんが書かれた『子どもはみんな問題児。』という本の中に、わたしが大切にしている言葉があります。

 

お母さんはじっくり子どもに向き合うのと同じくらい、世の中に関心を持たなくちゃいけません。社会のいちばん先端に立っているのですから、児童憲章を知り、選挙にも行き、健康診断も欠かさない。ほかのお母さんから学ぶことも大事です。そうして自分も成長するのです。

-子どもはみんな問題児。 おわりに

 

子育てに忙しくても、自分磨きは大事。自分を大切にすることも大事。

自分自身を成長させることで、子育てに活かすこともできるんですよね。

 

とはいえ、忙しすぎてそれどころじゃない!という人にピッタリの「生活を変えるための発想」もふんだんに盛り込まれています。

詳しくは『働き方完全無双』 第2章の “あなたが社会に殺されないためにー個人の「守り方」無双” で。

自分で考えて、人生を選び取る人だけが「働き方無双」になれる・・・!

 

「女に生まれた」ということ

技術の進歩で肉体労働は機械・自動化が進み、今の「働く」といえば頭脳仕事が中心。

 

男女の差はほとんどない。
本当に? わたしはそうは思いません。

 

  • 卵巣を持って生まれてきた以上、毎月必ずホルモンの影響を受けること
  • ホルモンから自律神経のバランスを崩しやすいこと
  • 妊娠出産は女性にしかできないこと
  • 子どもを産む、ということは命がけであること

 

どれだけ社会が進歩しても、生物として持って生まれた自分の身体のことは軽く見てはいけないと思う。

わたしたちの努力ではどうにもならない「男性との差(違い)」は確実に存在してるんです。

 

変化が大きい社会。女性だからこそ、変化に耐えうる柔軟性が求められているんですよね。

 

  • 今は働けてるけど、ずっとは無理かもしれない
  • 働けなくなったら収入は下がる
  • 今は働けなくても、将来働くことになるかもしれない

 

ということは男性よりもよりリアルな感覚として持っておいたほうが良いと思っています。

「働き方 完全無双」では、がむしゃらに働くことの無意味さや日本社会の持つ根本的な構造の問題についてもわかりやすく解説されています。

限られた時間とリソースを最大限に活かしてコスパ良く生きるための具体例は前作「無敵の思考」が詳しいので、合わせて読むのがおすすめです。

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まとめ:『働き方完全無双』はこれからの日本のリアルと子育てを考えるきっかけになる参考書

働き方完全無双 無敵の思考

「働き方 完全無双」では終始、「みんなで仲良く沈没していく日本での生き方」について書かれています。

 

というか、この本に書かれているアイディアが実現して初めて、仲良く沈没していける。それくらい今の日本はわたしたちが思っている以上に未来がない。

 

でも、悲観ばかりではいけない。

 

この本では、個人が「非常識な方法で、ワンチャンスを狙う」ために必要な考え方がふんだんに盛り込まれています。

 

たとえすぐに行動できなくても、「周りから頭一つ抜け出す必要性」がわかるだけでも一読の価値ありです。

 

育児世代は大切な子どもたちの未来に対しても責任重大。
未来のことはわからないからこそ、知ること・考えること・行動が何よりも大事。

 

視野を広く、物事を深く知ることで育児やキャリアに生かしていきたいと強く思える良書でした。

 

 

 

 

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