- 毎月のやりくりに自信がない
- 家計の予算ってどうやって組むの?
- お金の計算が苦手…
など、家計管理の悩みはつきません。
そういう時に便利なのが家計の黄金比。家賃・水道光熱費・食費など手取りに対して理想的な支出を見える化してくれる比率です。
とはいえ、支出項目ごとの計算って面倒なんです・・・
そこで!誰でも簡単に家計の予算がわかる家計の予算シュミレーターを作りました!
手取り収入を入れるだけで一瞬で計算結果が表示されるようにしましたよ!
家計の黄金比って何ぞや?という方に詳しく解説していますが、とにかく早く計算したい!という方はここをタップして家計の予算シュミレーターへお進みください!
節約上手は必ずチェックしている!?家計の黄金比とは
お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)が家計管理の時に使う指標を「家計の黄金比」と呼びます。
お金は無限に湧いてくるわけではないので、毎月の収入の中から必要なものを支払っていきますよね?
家計の黄金比では、何に・いくらくらい支払うといいバランスになるかを見えるかしてくれます。
FPさんによって細かな数字に違いがあるのですが、ここでは代表的な3名の考える「家計の黄金比率」を見ていきましょう。
横山光昭さんによる「家計の黄金比率」
FP相談業務による豊富な経験と実績から、お金がたまる家庭に隠された「理想的な支出の割合」を算出したものを「家計の黄金比率」と呼んでいるんです。

成功パターンから逆算した「黄金比率」ですね。
本では各家庭のケースに合わせた詳細なパターンが紹介されていますし、今でも新しいものにアップデートされているようなのですが、ダイヤモンドZAIオンラインに掲載されたコラムで一例が見れますよ!
畠中雅子さんの「家計の黄金比」
畠中さんの提唱する家計の黄金比は、【住居費25%、食費14%、教育費・子ども費12%、貯蓄10%、こづかい10%、保険料7%、水道・光熱費7%、通信費7%、日用雑費2%、そのほか6%】。
出典:ESSE Online
子ども費は小学生以下が二人の場合、その他には
- レジャー費
- 被服費
- クルマ費
が含まれるとのことなので、横山さんの黄金比に比べて少しタイトな印象。
子ども3人を育てたママFP視点でのシビアな予算比率なので、個人的には一番リアル感がありました。
黒田尚子さんの「理想の家計バランス表」
年収300~1000万円までの家庭が参考にできる割合はPRESIDENT ONLINEで!こづかいと通信費が少なめなぶん貯蓄と保険が高く、守備力高めの設定です。
3名のFPそれぞれの言う予算の目安を整理しますね。小学生以下の子どもがいる家庭で比較してみるとこんな感じ。
食費・住居費・日用雑費はFP3人の考えが共通している項目。なので、これをベースにシュミレーターで使う予算割合は以下のように設定しました。
家計の予算シュミレーターで使う「黄金比率」
食費 | 14% |
住居費 | 25% |
貯蓄 | 10% |
水道光熱費 | 6% |
通信費 | 6% |
こづかい | 10% |
教育費 | 12% |
保険料 | 6% |
趣味・娯楽費 | 2% |
被服費 | 3% |
交際費 | 2% |
日用雑貨費 | 2% |
その他 | 2% |
家計の予算シュミレーターの使い方
- 給料明細を見て手取り額を入力する
- 「計算」をタップ
たった2ステップで毎月の予算目安が表示されます。初期値として200000円を入れてますが、家庭の手取りに変えて計算してみてください!
※手取り収入とは、所得税・社会保険料・住民税などを引いた後の金額。サラリーマンなら銀行口座に振り込まれる金額と思ってもらっていいです。

共働き家庭なら二人分の手取りを足した金額を入力してくださいね。
さっそくやってみましょう!
予算シュミレーターで理想の支出額を計算!
実際の支出と比較して、節約のポイントを洗い出す
結果をみてみていかがでしょうか?
- 家計簿をつけている人は普段の支出と比べてみる
- 家計簿をつけていない人は、ひとまずこの予算で一か月過ごしてみる
と、お金の使い方の問題点が浮き彫りになってくると思います。
お金は無限に湧いてくるわけではないので、毎月の収入の中から効果的に使うことが大事。
どこかにお金をかければ、べつのところにしわ寄せがきます。必ず。
なので、
- 支出割合の高い項目を集中的に節約してみる
- 住居費の見直しに引っ越しをしてみる
- 通信費の見直しに格安スマホを検討してみる
- 株主優待を活用してみる
- ふるさと納税を使って節約してみる
- 子どもが小さいので今はしょうがないと割り切る
- 売れるものは売って臨時収入を得る
- 副業で収入アップにチャレンジしてみる
- お金の知識を増やしてみる
など、家庭に合わせた 家計の改善ポイントを考えるヒントにしてみてください!
とはいえ、持ち家なので住宅費がかからない・子どもが小さいので教育費がかからないなど、家庭によって支出項目は違いますよね?
もっと詳しく予算をチェックしたい方は、支出予算をカスタマイズできる家計簿機能付きの予算チェックシート(Excel)を無料配布しているのでこちらも合わせて使ってみてください。
まとめ:家計の予算シュミレーターを使って家計の見直しをしてみよう
シュミレーターを使うと毎月の予算を簡単に出すことができました。
しかし、ここには
- 家電の買い替え代
- クルマの買い替えや車検費用
- 冠婚葬祭費
- 帰省や旅行費用
などのイレギュラーな出費は含まれていません。ということはこれらはボーナスから出すということ。
また、季節によって光熱費が変わったり、奨学金の返済などがあるだけで簡単に「黄金比率」との差が生まれてしまうんですよね。
なので、黄金比率はあくまで目安として、家計管理は臨機応変&柔軟に行うことが大事です。家計を考えるヒントに、予算シュミレーターをぜひ活用してみてください!
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