【風しん】夫婦で15000円!助成がないから自費診療で予防接種を受けてきた。

風疹予防接種の記録表子育て

先日、夫婦で風しんの予防接種を受けてきました。流行してるにもかかわらず国からの助成はないので、自費診療。1本7500円だったので夫婦で15000円を支払いました。

インフルエンザの予防接種に比べると金額がすごく高く感じてしまいますが、打ってよかったと思っています。

今回は

  • 風しんの予防接種は受けるべき?
  • 自費で予防接種を受けた理由
  • 風しんの予防接種はいくら?

 

など、わたしの思うところと、接種の際に病院で聞いた話をまとめました。

 

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妊婦さんがかかると大変!風しんの恐ろしさとは?

風しんは、風しんウイルスによって引き起こされる急性の風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症で、風しんへの免疫がない集団において、1人の風しん患者から5~7人にうつす強い感染力を有します。

(中略)
また、風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、先天性風しん症候群の子どもが生まれてくる可能性が高くなります。

風しんについてー厚生労働省HPより

風しんと言えばこれまで何度か流行の年があり、妊娠初期の妊婦さんが罹患した場合、おなかの中の胎児に重篤な障害が残る恐ろしい病気です。

しかもこの風しんの予防接種は妊娠してからは打つことができません。また、接種後2か月はしっかりと避妊が必用。

わたし自身、2013年に第一子を妊娠するまで風しんの怖さについてはまったく知りませんでした。

 

こういう性質上、妊娠の可能性がある女性は妊娠する前から予防接種をしておく必要があります。

 

成人男性を中心に風しんの抗体を持たない人が多いため、流行を繰り返している状態

抗体がないまま妊娠をした方や予防接種をしても抗体が付きにくい方が風しんから身を守るためには周囲で流行させないことが大事。

しかしながら、風しんのワクチンが任意接種だった年代の男性の多くは抗体を持っておらず、結果的に社会から根絶できない状態です。

風しんは欧米ではほぼ根絶できている病気なので、アメリカでは妊婦の渡航自粛勧告が出されるくらいに今の日本の風しん流行は深刻だと考えた方がいいと思いました。

 


医療関係者の警鐘もむなしく、国としての対応も後手後手。

風疹予防接種、30~50代男性の無料化検討 厚労省
厚生労働省は首都圏を中心に流行している風疹対策として、抗体を持っていない人が多い30~50代男性を予防接種法に基づく定期接種の対象に加える検討を始めた。原則無料とすることで、予防接種を促し、さらなる

夏頃から流行が問題視されてるのに11月末になって初めて「検討」!? 危機感なさすぎでしょ!!

当然、感染拡大を食い止めるための助成の予算もすぐにはつかないので、国の対応を待っている暇はありません。

 

その他にもいろいろと思うところがあり、今回夫婦で予防接種を受けることにしました。主な理由は以下の6つです。

 

助成がないのに風しんの予防接種を夫婦で受けてきた理由

理由1.風しんの抗体が付きにくい体質

2012年に長男を妊娠した時の妊婦健診(血液検査)で風しんの抗体がギリギリであることがわかりました。当時の検査結果には「産後の予防接種をおすすめします」と書かれてあります。

ちょうど2012~13年は風しんの流行があった年。「年末帰省の混雑でうつったらどうしよう」など、とても不安に過ごしていたことをはっきりと覚えています。

実際にこの大流行では14,334人の風しん患者が報告され、45人の赤ちゃんが先天性風疹症候群を抱えて生まれ、うち11人は亡くなっています。(参考:NIID国立感染症研究所

 

当時住んでいた福岡市では独自の助成措置として「妊娠を希望する女性とその夫」に限り予防接種の費用補助をしてくれたので、産後に予防接種をしました。

助成で無料になる風しんだけのワクチンが不足していたのでMR(麻疹・風しん)ワクチンを3000円で受けることができました。

 

ところが、次男妊娠後の健診でもまた抗体はギリギリ。この時、自分が「風しんの抗体が付きにくい」体質であることを知りました。

 

予防接種をしたのに変わらないってことは、してなかったらどうなっていたんだろうという不安もありました。

 

理由2.夫は「空白期間」の生まれだった

風しんの予防接種が任意だった・ワクチントラブルの発生で接種率が下がったなどの理由により、年代によって免疫がない人が多くいます。

特に感染者として圧倒的に多いのが成人男性で、2018年現在28~41歳の男性は一度もワクチンを打っていない可能性が高いという現実。

30代~40代の「免疫空白」世代は要注意! 今、流行の兆しを見せる風疹の本当の怖さとは? | GetNavi web ゲットナビ
首都圏を中心に、患者が急増している風疹。国立感染症研究所によると、2018年8月19日までに報告された全国の風疹患者数は、7月から8月にかけて184人と昨年の約2倍に上っているそうです。

夫、完全に当てはまってます。

小さいころに罹ったらしいとか、任意接種だったけど打ったとか曖昧な記憶なんて信用できないです。抗体が切れてるかもしれないし、打っておく方が安心だし確実だと判断しました。

 

理由3.風しんはまたきっと流行すると思うから

長男妊娠時に大流行した風しん。ですが、たった5年でまた大規模な流行に。前回の流行時の対策に劇的な効果がなかったことがわかります。

働き盛りの男性が、わざわざ予防接種を受けに行くとは思えない・・・

 

ということは、また流行するかも?という不安があります。どうせ不安があるなら、今のうちに予防接種をしておいた方がいいのでは?と思いました。

 

理由4.今後、絶対に妊娠しないと言い切れない

風しんの予防接種の相談をしたときに「3人目希望なの?」って聞かれました。

絶対に2人で打ち止め!とも言い切れないし、閉経するまでは何歳でも妊娠する可能性はあります。周りを見ていても3人目は想定外だったって声も聞くし、いざという時に「予防接種は打てない」となりたくなかったんです。

 

理由5.よその家庭にうつしてしまわないように

わたし自身に妊娠の予定がなくても、子どもの幼稚園送迎などで、他の妊婦さんに会う機会が多いです。

夫は出張が多く、今住んでいる広島県で風しんの流行がなくても、流行地域に行ったり移動途中でうつる可能性は否定できない。

保護者会には夫も参加しているので、よその家庭にうつしてしまったらどうしようという不安がありました。

わたしは抗体が付きにくいけど、夫は付くと思うし、予防接種一本でそう言った不安が解消されるならたとえ自費でも打つ価値はあると思いました。

 

理由6.予防接種がある

世の中には治療法・予防法が確立されてない病気がたくさんあります。でも、風しんはワクチンがあります。

打っておくだけで防げる病気がある。
ワクチンはあるのに、打たなかったからかかってしまう病気がある。
かかってしまったから、一生残る後遺症を抱えることもある。

そう思ったら、やっぱり受けておくべきだなと思いました。

 

風しんの予防接種。費用は?予約は?

わたしたち夫婦が風しんのワクチンを打ってもらったのは、子どもの予防接種などでかかりつけにしている小児科です。

風しんの予防接種が受けられるか確認し、予約を取ってからの接種となりました。

 

風しんの予防接種の費用

病院によって差があるかもしれないですが、わたしが受けたところでは1本7500円、夫婦二人分で15,000円を支払いました。

 

風しんだけのワクチンが手に入りやすくなっている

通常、風しん対策はMRワクチン(麻疹・風しん)ですることが多いそうですが、今回の流行を受けて「事前予約すれば比較的手に入りやすくなってる」と病院のスタッフさんが言っていました。

なお、この病院ではMRだったら予約ナシで受けられるそうですが、MRの場合は1本12,500円といわれました。

 

年額300円で安心を買ったと思おう!

乳幼児の予防接種は定期接種なので基本的には無料。なので、自費診療での風しんの予防接種はとても高く感じられます。

でも、7500円で(わたしに抗体がつくかどうかはわからないけど夫には)この先25年は効果があると考えると1年あたりたったの300円。1日あたりにすれば1円以下なんですよね。

個人差はあるけど、ワクチンの効果は30年後も持続するとのデータもあるそうなので、コスパはいいと思えます!

ある意味医療保険よりも確実にリスクに対応できるし

 

ちょうど加入してる共済保険の割戻金なども入った後だったので費用の足しにもできました。長い目で見れば健康投資としてはすごくメリットがあると思うんですよね!

 

夫が予防接種に消極的な場合の対処法

妊娠出産で検査や入院に(比較的)耐性がある女性に比べて、病院嫌いな男性って多いですよね。

わたしの夫もそうで、白衣を見ると心拍があがるらしく、いつも血圧検査で引っかかるそうです。笑

 

なので、今回は子どもの予防接種と同日に予約を取り、「家族で予防接種デー」を作ってから夫に知らせました。

打つか打たないかなんていちいち相談して決めることでもないし、打つこと前提で予約も済ませてからの事後報告です。

子どもも「お父さんもお母さんも一緒に注射~!?」ってテンション上がってたので楽しかったです!

 

病院で言われたこと


(大人は母子手帳を持ってないので、代わりに接種の証明書をもらいました)

最後に、愚痴ではないんですけど、病院で言われたことにも触れておきますね。

「抗体が16倍あるなら受ける必要はないと思う」

妊婦健診の結果によるとわたしの風しんの抗体は16倍。これ、ほんとギリギリなんです。ですが、かかりつけ医の考えでは「心配はいらない」とのこと。

でも、厚労省も「抗体があるのは32倍以上」とはっきり言っていることだし、なにより自分の心配事が少しでも減るなら打つ価値はあると思うんです。

 

「妊娠しないから、男性はそこまで心配しなくても」

たとえ風しんにかかったとしても男性は軽症ですむよ?みたいなことも言われたのですが、

いやいやいや。ワクチンを打ってないのにそういう感覚でいる男性がたくさんいるからこんなに流行してるのでは?

 

わたしは抗体が「付きにくい」程度で済んでいますが、世の中には抗体がないまま妊娠した方や・体質の関係で予防接種を受けることすらできない方もいらっしゃいます。

こういう方への感染を防ぐために大事なのが集団免疫だと思うので、打てる男性は打ちましょう!社会のためにも!

 

まとめ:年額300円。風しん予防接種をしっかりしてみんなで根絶への一歩を

  • 妊娠初期の妊婦さんがかかると子どもに先天性の障害が残ることもある怖い病気
  • 欧米ではワクチン接種の徹底でほぼ根絶されている病気が、日本では流行る現実
  • 風しんの予防接種は8000円前後で受けられる
  • 抗体が付けば30年以上効果は続く

2013年に続き2018年の流行。この現実を広く啓蒙するため、マンガ・コウノドリで風しんを扱った会が無料公開されたことも話題になりましたね。(現在、無料公開は終了)

 

わたし自身、妊娠するまで知らなかった風しんの怖さ。それを(特に年配の)男性に当事者意識を求めても正直限界があるとも思います。

まずは子育て世代のわたしたちから。自分の家族を守り、身の回りの人と家族も守る。
そして、いま予防接種をすることで未来の子どもたちも守る。そういう行動の一歩にしたいと思いました。

公的な助成がないと経済的な負担はありますが、それでも年額にして300円です。

この記事が、一人でも多くの人のワクチン接種に繋がれば幸いです。

今回の接種でわたしにも抗体がついていますように・・・!

 

 

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